ブログさしやま

やっぱり鳥栖が好き! 未来づくりに再チャレンジ!
がんにならない、負けない
がん予防県民公開セミナー「ガンにならない、負けない」に出席。

今度一般質問で、「佐賀県がん対策」について質問しようと考えているのでその参考にと思い、出席してみた。
がんにならない、負けない_a0040593_2271732.jpg

今日は佐賀大学医学部の藤本一眞教授が講師で胃がんについて、特にピロリ菌についての話がメインであった。

そもそも仕事などのストレスが原因で胃潰瘍になったりすると考えていたが、それは間違いで95%~98%はピロリ菌が原因。それも幼少(5歳から10歳)までに感染して、胃炎から胃潰瘍・十二指腸潰瘍、そして胃がんへと進展していくそうです。でも潰瘍でピロリ菌感染者の数パーセント、そし胃がんは2~3%とか。ピロリ菌への感染をシャットアウトすれば胃がんは失くすことができると、講師の先生は言い切った。それも「手をよく洗うこと」「口移しで物を食べさせないこと」「井戸水は飲まない」などで感染をなくすことができる。次の世代へピロリ菌を感染させないためにもこの三つはぜひ実行してほしい、特に戦前から昭和の20年代30年代生まれの方々はほぼ100%ピロリ菌に感染しているので、特に注意して実行して欲しいと。

ただしピロリ菌も除菌すれば2度と感染することはほぼないそうなので、ぜひ除菌をとの事。ただ除菌するにしても十二指腸潰瘍や胃潰瘍になった方しか保険の適用がないらしい。胃がんが撲滅できるのだったら、ピロリ菌の除菌も保険適用して多くの感染者が早くピロリ菌の除菌ができると良いと思うのですが。厚生労働省が、費用がかかりすぎるのでなかなか保険適用を許さないとか。命にはかえられないはずなのに、まさに不思議な所です。

講演終了後、質疑の時間に「ガンはどうしてできるのか、そのメカニズムを教えてほしい」とお尋ねしたが、「がん細胞はできる数だけ死んでいく」と答えられただけでそれ以外ははっきりとは応えていただけなかった、おそらくそのメカニズムはまだ解明されていないのであろう。

ならばやはり予防とガンに関連する食生活を含めた普段の生活習慣を正しくすることが重要になるだろうと思う。それと藤本先生もおっしゃっておられたがガンはできるだけ早期に発見すること、これが何より重要だと。

早期発見すれば胃がんも大腸がんも早ければ早いほど再発率はぐんと低くなるし、処置も簡単だ、だから検診を!とも。その通りだと思います。できるだけ多くの方に検診していただくことだろうと思います。

とにかく、とても勉強になりました。一般質問にいかしたいと思います。
by k-sashi | 2008-09-13 21:42 | 議員活動
<< 体育祭とサッカー大会 ドバイ原油8日続落 >>


by k-sashi
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
プロフィール
指山清範
  (さしやまきよのり)
1965年10月28日生
 年齢:57歳
 星座:蠍座
 干支:へび
 血液:AB型

・1978(昭和53)年  鳥栖市立基里小学校卒業
・1981(昭和56)年  鳥栖市立基里中学校卒業
・1984(昭和59)年  佐賀県立鳥栖高校卒業
・1989(平成 元 ) 年 西南学院大学商学部卒業
・1989(平成 元 ) 年 日本IBM㈱入社
      ( ~H5年 )
・1993(平成 5)年  鳥栖市議会議員初当選
     (当選3回)
・2003(平成15)年 佐賀県議会議員初当選
     (当選5回)
・2020(令和2)年~   保護司

佐賀県議会 元副議長
自民党佐賀県連
     元政務調査会長
全日本私立幼稚園
   PTA連合会 元副会長

鳥栖高校同窓会 会 長
佐賀県体操協会 副会長
佐賀県相撲連盟 副会長
佐賀県レスリング協会 顧問
鳥栖市サッカー協会 副会長
鳥栖山笠若獅子会理事
鳥栖ロータリークラブ 理事
少年補導員
ブログパーツ
以前の記事
カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧